# 建築科
Architecture

#建築科

2年制専門士職業実践専門課程

実習授業メインの独自カリキュラムで、
1年次中に二級建築士対応レベルになれる!

architecture & interior architecture & interior

ABOUT

1年次から実務レベルの
デジタルスキルを身につけ、
幅広い職種を目指す。

住宅を中心に、設計も工事も建築の専門分野の知識と技術を2年間、しっかりと学びます。
1年修了時には二級建築士レベルの設計図が描け、卒業後はすぐに二級建築士に。
その後、一級建築士を目指す学科です。

  • 2年後のワタシ!

    計画・法規・構造・施工を理解した上で、
    木造住宅・鉄筋コンクリート造建築の計画ができる技術者

  • 目指す仕事

    建築士/意匠設計/設備設計/設備士/構造設計/現場監督/生産設計技術者

FEATURES

学科の特色

Features01

入学後6ヶ月で、
二級建築士実技試験対応レベルに!
1 年次の終わりには、
自分が描いた図面で家が建つ!

約70%が実習授業だから、
設計技術がしっかり身につく

実践的な伏図演習や、「リアル設計」「即日設計」など独自の実習授業を中心に基礎からしっかりと学びます。徐々にステップアップしていくカリキュラムで、文系・理系問わず、建築初心者の学生でも入学後6ヶ月で二級建築士対応レベルの住宅を設計できる力が身につきます。

数学が苦手でも大丈夫
わかりやすい座学の授業

数式や理論をただ解説するのではなく、「ドアを開ける」など身近な行動にどう作用するのかを視覚的イメージからしっかり学ぶことで、数学が苦手でも実践的な思考力が身につきます。

コミュニケーション力が
身につくリアルジョブプロジェクト〈RJP〉

各学科の学生が主体となり、専門分野を活かして企画を提案・実施するプログラム。人と話し合いながら、自ら考え、自ら行動する力を養います。身につけた知識・技術をアウトプットすることでカタチにします。

  • 他学科と連携して、当校エントランスに
    カフェをつくりました!

  • 学生が主体となり、展示ルームを制作。
    まだまだ進化中です!

Features02

2年間で17プロジェクト以上の
設計に挑戦!

木造からR C 造・S 造*までさまざまなケースに対応できる技術が身につく

木造・鉄筋コンクリート・鉄骨など、さまざまなケースを想定して設計の授業をおこないます。建築の4つの専門分野(計画・法規・構造・施工)を課題に合わせて学ぶことで理解度も向上!基礎から徐々にステップアップするため、初めて建築を学ぶ人でも効率よく技術を身につけていくことができます。

Features03

2年間で基礎から実務レベルまでを修得できる!

  • リアル&即日設計

    実際の業務では、お客様の話を聞きながらその場で設計をおこなうことも。当科の課題でも実務を意識し、お客様の要望書を短時間でまとめ仕上げる力を養います。敷地条件や法規規制により要望を全て満たせない時こそ建築士の本領発揮!条件に即した最大限の提案ができるようになるため、毎週出される課題に意欲的に取り組みましょう。

  • 実践的な伏図演習*

    実際に建物を建てる時には、見えない部分が重要です。構造強度や設備スペースなど壁や天井、床下こそプロとしての技術力が求められます。そこで伏図演習では見えない部分に注目し、さまざまなパターン演習に取り組むことで、プロの技術力・応用力を養っていきます。

    *伏図(ふせず):構造的な骨組みや部材の配置や寸法を表す床や天井を透かしてみた平面図のこと
  • 就職後も役立つプレゼンテーション能力

    就職し、実際に仕事をしていく上で役立つのがプレゼンテーション能力。当科では、2年間の間に10回以上のプレゼンテーションに臨みます。回数を重ねるごとに慣れ、徐々にレベルアップ!卒業時には、就職先で上司やお客様に対して自信を持ってプレゼンテーションできる力が身についていることでしょう。

CLASS INFORMATION

授業紹介

  • 企業連携×BIM

    業界の最先端で活躍している企業の方にお手伝いいただき、全12回のAuto DeskRevitの授業を実施。「オートデスク認定資格プログラム」に準拠しながら、実務的な話を織り交ぜ、実社会ですぐに活躍できる技術・知識の習得を目指します。

  • 建築見学

    建築見学前に、教室で基礎知識を予習。それにより実際に見学した時の理解度や気づきがUP!また、見学時には教員からのレクチャーと自由見学を混ぜることで、より興味のあるポイントを深堀!その後レポートにまとめ、経験と知識を蓄積します。

  • スタジオコマ

    模型、製図、3DCGとやり込み要素が高い課題や遅れがちの課題、日々のカルテや資格試験の勉強などもOK! 学生間でお互いに教え合うことで、教える側も、 教わる側もより知識が深まります。

先生と距離が近いから、学びの意欲も高まる!

先生との距離の近さが、当科の魅力のひとつ。先生は学生が理解するまで徹底的に教え、気軽に質問できる関係性を築くための工夫をしています。そのため、学生は不安を感じることなく安心して学ぶことができ、学習意欲の向上につながっています。

建築・インテリア海外研修

単なる観光旅行に留まらない有意義な研修となるよう、事前に現地について学習し、その上で研修先へ出発。建築家の思想や造形の意図などをより深く理解することができます。

LEARNING

2年間の成長

  • 2年間の成長

    建築業界の基本であるCAD製図を短期間で習得!インストールから初期設定、基本操作と段階的に学習。鉛筆と紙の代わりに、マウスとPCを使用した製図が基本です。後半では木造住宅のルールと共に建築製図を学びます。

  • 2年間の成長

    自分で設計した住宅プランをもとに、CAD・CG・模型を作成。コンセプトに合わせてプレゼンボード1枚に仕上げます。小さな住宅から、次第に大きさがアップ! 法規・構造など、課題条件も、段階的にレベルアップします。

  • 2年間の成長

    1年の集大成は、4期までの約10物件の設計経験をもとに二級建築士の2次試験と同等レベルの課題に挑戦!条件をクリアした住宅をCAD・CG・模型を使いプレゼンボードにまとめ、プレゼンテーションに臨みます。

  • 2年間の成長

    2年生からは一級建築士レベルの課題に挑戦! 夏前には鉄筋コンクリート造の図書館/保育園の課題に挑戦! 利用者目線とサービス提供者目線を考えまとめます。手法は同じく、CAD・CG・模型からプレゼンボードにまとめます。

総評卒業制作について、“卒業生”に聞きました!

2年次の4期・5期で卒業制作に取り組んだことを、ついこの間のように思い出します。入学当初はCADソフトなどの使い方も全くわからない状態でしたが、一から学び、教わった技術を使い課題をこなせばこなすほど慣れていき、模型のリアルさやプレゼンボードの見やすさなどのレベルが上がっていくのが自分でもわかりました。東京テクニカルカレッジは、スキルはもちろん、スケジュール管理の大切さもしっかりと教えてくれ、卒業制作も期限までに仕上げることを計算しながら取り組みました。おかげで働くようになってからも、スケジュールの大切さを感じながら取り組んでいます。建築が好きな方は毎日の学びがますます楽しく、なんとなく建築に興味があるという方は、できるようになることが増えれば増えるほど建築の魅力にはまっていくのではないでしょうか。2年間の集大成である卒業制作は、今でも私の原点として大切な作品です。

総評卒業制作について、“卒業生”に聞きました!

2年間の集大成は、自由課題! 自分で敷地を決め、その場に建築的提案で地域の活性化を目指します!実際に役所での調査をはじめ、法規・構造・設備、学習成果を全て盛り込んだ大規模複合施設に挑戦しましょう!

自分の「好き」を活かそう!建築監督科のリアルジョブプロジェクト〈RJP〉 自分の「好き」を活かそう!建築監督科のリアルジョブプロジェクト〈RJP〉

さまざまな建築プロジェクトに参加しよう

さまざまな建築
プロジェクトに参加しよう

  • フロアの壁の施工を下地から仕上げまで!

    フロアの壁の施工を
    下地から仕上げまで!

    建築科の使用しているフロアの壁の施工を実施。下地から仕上げまで、全て自分たちで研究しながら施工しました。

  • 地域連携プログラムで、地元である東中野を新しい姿へ!

    地域連携プログラムで、
    地元である東中野を新しい姿へ!

    地元である東中野の施設や環境を調査・研究し、新しい姿を提案する地域連携プログラムに携わりました。

  • 長野研修センターの建て替え

    長野研修センターの建て替え

    他科含め学校にアンケートを実施!希望を聞きつつ、現行の法規にのっとり建て替え計画をグループ毎にまとめ発表しました。

STUDENTS VOICE

在校生の声

歩いていても建物が気になる!
学ぶことでますます建築が好きに

卒業生でもある兄がすすめてくれたことと、高校での評判もよかったので入学を決めました。授業では、施工管理やCADの製図、手描きの製図など高度なスキルが身につきます。就職活動でのマナーや、面接についても教えてくれるので、早い段階から将来の準備をすることができます。学ぶことで建築がますます好きになりました。今は、いろいろな場所に行って建物を見て作品づくりの参考にしています。

建築科1年

大山 敦也さん私立東野高等学校出身

GRADUATES VOICE

卒業生の声

授業を受けたら忘れない就職後もそれが強みに
建築科

こだわりが詰まった注文住宅の現場監督として日々奮闘中!

株式会社水澤工務店勤務
関 祐輔さん
建築科 2017年3月卒業/東京都立秋留台高等学校出身

建築に興味を持つようになったのは、東京ミッドタウンを訪れた時、空間の素晴らしさに圧倒されたことがきっかけでした。建築を学べる学校を何校か見学をした中で東京テクニカルカレッジを選んだのは、オープンキャンパスでのアットホームな雰囲気に惹かれたからです。この学校のオープンキャンパスは、体験実習の内容が変わるので何回行っても楽しめますし、先生や学生スタッフも話しやすく、「何度でも来てね」と声をかけてくれるので3回は行きました。

入学してからの授業では、3Dのモデリングソフトを使って建物のデザインをおこなう授業が特に楽しかったですね。ソフトをうまく使えるようになりたくて、時間を見つけては勉強し、1年次の後半にはイメージ通りのものをCGで表現できるようになりました。卒業制作ではそのソフトで日本橋の川辺に複合商業施設をつくりました。東京ミッドタウンの影響があったのかもしれません。自分でもいいものができたと納得できる自信作になり、学生時代の印象深い思い出になっています。

卒業後は水澤工務店で施工管理や現場の工程、作業の安全などを管理する現場監督をしています。現在、携わっている現場は、建築家のこだわりが詰まった高級注文住宅です。業者との毎日の打ち合わせ、現場事務所でのAuto CADを使った図面の作成、役所への書類の提出とやらなければならない業務は山ほどあります。時には業者間で日程がバッティングしてしまい再調整が必要になるなど、難しい場面も多々あります。だからこそ施工が完了した時は、達成感というより無事にゴールへたどり着いた安心感をしみじみと感じます。

今後の目標は、とにかく仕事を続けていくこと。先輩や現場の職人さんたちは口を揃えて、仕事は辞めないことが一番大切だとおっしゃいます。続けたからこそお客様に信頼される今があり、その言葉が生まれるのでしょう。

進路を考えていて、なんとなく建築物が好きと感じている人は、ぜひ街に出て実際に建物を見てください。そうすればいろいろな気づきや感動に出会えるはずです。私が東京ミッドタウンに感銘を受けたように、その感動はやがて人生を考える際の指針になります。行動は、きっとみなさんの可能性を広げることにつながると思いますよ。

QUALIFICATION / EMPLOYMENT

資格・就職

主な資格

一級建築士※/二級建築士/1級建築施工管理技士(実務経験5年)/2級建築施工管理技士(実務経験2年)/宅地建物取引士/インテリアコーディネーター/福祉住環境コーディネーター2級・3級/2次元CAD利用技術者1級・2級/ビジネス能力検定(B検)ジョブパス2級・3級/Microsoft Office Specialis(Excel, Word)/その他 玉掛け、クレーン、溶接などの技能系 など
※一級建築士登録には、4年の実務経験が必要となります。

主な就職先

建築設計

(株)プランテック総合計画事務所/ (株)浦野設計/ (株)三栄建築設計/ (株)桂設計/ (株)設備計画/ (株)清和設備設計/ (株)内外設計/ (株)池下設計/ ジェイ・エイ・ティー・シー設計(株) など

建築施工

清水建設(株)/ 前田建設工業(株)/ 西武建設(株)/ (株)田中建設/ 田中土建工業(株)/ 新日本建設(株)/ (株)水澤工務店/ 日本住宅(株)/ ヤマギシリフォーム工業(株) など

設備施工

三建設備工業(株)/ 大成温調(株)/ 芝工業(株)/ 大成技研(株)/ 東洋建設(株) など

住宅メーカー

(株)木下不動産/ 日本ハウスホールディングス(株)/ (株)アーネストワン/ (株)アイダ設計/ (株)ヒノキヤグループ/ (株)飯田産業/ 生和コーポレーション(株) / 大和ハウス工業(株) など

GALLERY

学生作品

動画で見る

建築科

  • オープンキャンパス

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  • 募集要項・学費について

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