キャンパストピックス
4輪レース・セミナー 信州夏合宿レポート!
2014.08.05
中野校のプロジェクトセミナーの一つ、「4輪レース・セミナー」が信州夏合宿を実施しました。
このセミナーはダート・レースなどを通して、「モータースポーツ全般におけるルールを理解」し、「コース、車両、ドライバーの安全対策を実践」し、「自らが大会にエントリーして参戦するまでの一連の流れを体得」することを目的に実施しています。
今回はその合宿の内容をご紹介します。
【1日目】
合宿初日の早朝から学生は集合。
やる気みなぎるなか、長野研修センターに向け出発!
コースでの実走行は翌日ですが、初日は浅間サーキットでコースの下見を行いました。
軽井沢で高速を降り、積載車を連ねて峠道を走ります。
研修センター到着後、すぐに積載を降ろして車両整備に入ります。
下見に行ったので理解していますが、今回のコースは浅間山の山麓。火山灰でできています。
水はけは良く、完全なドライを想定して、すぐに走行できるように準備を行いました。
日が暮れても照明を持参しているので安心です。
作業終了後は、ダートコースの説明とダート走行の現実的な要領を理解する勉強会を実施。
技術的な内容を理解できる学生と、そうでない学生も...。
明日の走行が楽しみです!
【2日目】
2日目は、朝の4時起床。
センターの料理長にお願いして、5時から朝食が食べられるようにしておきました。
食後、直ぐ出発!
浅間サーキット到着後、すぐに学生主体で積載を降ろして準備・車両の点検に入ります。
その間に、コース上の点検と、学生の技術レベルに合わせてミニ・コースを設定。
シートの位置決め、シート・ハーネスの固定方法、ドライバーの交代要領など、学ぶ事は多い...。
当然、車両は快調に走行を続けることはできずに、トラブルが続出!
それでも学生みんなが協力して乗り越えていく姿勢は、今回の合宿前には見られない光景でした。
人間的にも成長している!
最初はおっかなびっくりの走行でしたが、少しずつダートに慣れてきました。
学生の練度に合わせて、アクセルとブレーキメインのコースから、ステアリングメインのコース、勝手にドリフト走行になってしまうコース、意図的にドリフトさせるコース...と変えていき、体で走行技術を体得。
学生の練度は想像以上に向上し、今年の耐久レースの結果に期待が持てそう!
【3日目】
3日目は、舗装路でカート走行を体験。ダートとの違いに、これまたびっくり!
そして、カートも乗れば壊れます。壊れれば直すのが整備士の仕事。
ということで、カートの修理も行いました。
曲がってしまったドライブシャフトの修正です。
タイヤを外して、シャフトにパイプを噛ませて人力で修正します。
振れ幅の大きい所をぴったり探すのが、現場ではちょっとコツが入ります。
乗り出しより完璧に修正、修理代は払わずに済みました。良かった!
帰着が遅れましたが、学生は十分以上の目的を果たしたと思います。
合宿を許可してくださった方々、応援してくださった方々、ありがとうございます!