2013.12.17

12月13日（金）国立オリンピック記念青少年センターにて「東京工科グループ　プロジェクトセミナー報告会」を開催しました。

プロジェクトセミナーとは、学園の建学の精神である「自由啓発教育」の中の人間性豊かで創造性に富んだ技術者のため、約30年前から取り組んでいる歴史ある科目です。また、小山学園の特徴教育として「工学的な思考能力を育てる」「問題解決能力を付ける」といった具体的な目標も定義されながら現在まで内容を充実させてきました。

このプロジェクトセミナーは各校ごとに独自のテーマがあり、実際の授業は「P（計画）」 →「D（実行）」→「C（評価）」→「A（改善）」をベースに行っています。

今回は多数あるセミナーの中より、世田谷校は「学生フォーミュラプロジェクト」と「耐久レースセミナー」を報告しました。

　
■学生フォーミュラプロジェクト：学生フォーミュラを製作、開発、研究することで世田谷校の考えである「ものづくりとはなにか？」を学びます。

　
■耐久レースセミナー：車両整備作業を通して、整備作業実施の重要性を学ぶ。また、PDCAサイクルに基づき学生自身でスケジュールを立てて行動します。

また、中野校は「二輪セミナー」「ＥＶセミナー」「競技車両の整備と実際」を、品川校は「レースセミナー（鉛バッテリチーム）」「レースセミナー（ＥＲＫリチウムバッテリチーム）」を報告しました。

　
■中野校：二輪セミナー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■中野校：ＥＶセミナー

■中野校：競技車両の整備と実際

　
■品川校：レースセミナー（鉛バッテリチーム）　　　　　　■品川校：レースセミナー（ERK リチウムバッテリチーム）

今回のプロジェクトセミナー報告会は、この活動の中で得られた成果をまとめ、人に伝えるという最後の大切な教育活動となりました。また、会場には各校の在校生も参加しており、先輩のプレゼンテーションする発表内容を、真剣な眼差しで聞いていました。

東京工科グループは、これからも自動車業界で必要になる実践的なプロジェクトセミナーを行っていきます。