2015.11.18

エンジンメンテナンス科の非常勤講師として、溶接関係の実習を担当している夏目宗一郎先生が、このたび溶接工としての優れた技能・功績を評価され、平成27年度 東京都優秀技能者（東京マイスター）を受賞しました。

東京マイスターとは、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる方々を東京都知事が認定するもので、技能者の社会的地位および技能水準の向上を図ることを目的として、毎年、表彰が行われています。

夏目先生は、50年以上にわたり、旧国鉄・JRの列車のブレーキ溶接を手掛けられてきました。特に貨物列車においては、約8割のサイドブレーキを担当されています。また、ビルの外壁止め金具や原子力発電所の機械部品など、どの金属でも溶接できるとして、希少な優れた技能を有すると高く評価されました。近年は、当校を含め、国内外での技術指導など後進の育成にも積極的で、技能継承に大きく貢献されています。　

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