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東京工科自動車大学校校長執筆 書籍『eモビリティ・テクノロジー』出版のお知らせ

2025.12.22

本学園顧問の堀 洋一氏が監修を務め、小山学園理事で東京工科自動車大学校 中野校・世田谷校校長の佐藤康夫が一部執筆を担当した書籍『eモビリティ・テクノロジー 〜研究開発・社会実装・将来戦略の最新動向〜』(株式会社エヌ・ティー・エス)が、202512月に出版されました。

本書は、急速に進展するeモビリティ分野における最新の研究開発動向や、社会実装に向けた取り組み、将来戦略について体系的にまとめた専門書です。

第一線で活躍する研究者・開発者・大学教授・自動車メーカー関係者など、そうそうたる専門家が執筆陣として名を連ねる中、当校の佐藤校長は「人材育成を担う教育機関」の視点から執筆者の一人として参加しています。

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書籍を手にする佐藤康夫校長

■ 書籍概要

eモビリティに関連した国の政策や大学・企業の研究開発動向を紹介し、未来の移動システムの在り方を提供しています。

CASEMaaSといった新たな潮流や、AIICTと社会システムの関係、走行中ワイヤレス給電(WPT)を活用した交通事業など、多角的な視点から未来のクルマ・交通システムを展望しています。

構成

  • 1編 未来のモビリティ社会
  • 2編 電動化戦略
  • 3編 電力系統と交通システム
  • 4編 運動制御・モータ・パワエレ
  • 5編 電池・キャパシタ
  • 6編 ワイヤレス給電
  • 7編 電化道路(走行中給電)
  • 8編 教育と啓蒙未来に向けて

■佐藤康夫校長 執筆内容

8編「教育と啓蒙未来に向けて」

 第5章「電動車両に対する自動車整備士教育」  (P.1077~1086

■インタビュー

―出版のきっかけを教えてください

2021年度から本学園顧問の堀洋一さんが開催している『eモビリティシンポジウム』に私も登壇する機会をいただき、「電動車両に対する自動車整備士教育」をテーマに講演しました。

このシンポジウムでは、これまでeモビリティに関するさまざまなテーマで多くの方が登壇されており、そのシンポジウムの内容を凝縮し、最新動向をまとめたのが本書です。

―執筆された内容について教えてください

私は、自動車整備専門学校の視点から「電動車両に対する自動車整備士教育」について執筆しました。

多くの執筆者が研究者や開発者、大学教員、自動車メーカー関係者である中、現場で人材育成を担う教育機関としての視点を盛り込んでいます。

自動車整備専門学校の成り立ちや役割、技術の高度化への対応、今後の整備教育の方向性などについても触れています。

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書籍の説明をする佐藤校長

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佐藤校長が執筆したページ

第一線で活躍する研究者や技術者が集結する本書において、佐藤校長が教育現場を代表する執筆者として参加したことは、自動車整備教育分野におけるその専門性と先見性が高く評価された結果といえます。

本書の出版を機に、eモビリティ時代を支える整備士育成の重要性を、今後も積極的に発信してまいりたいと思います。

〇購入情報

  • 出版社:株式会社エヌ・ティー・エス
  • Amazonほか、各書店にて販売中