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Formula4コンストラクター日本一決定戦Aクラス優勝

2013.11.26

Formula 4 国土交通大臣賞 コンストラクター日本一決定戦「Aクラス(アルミシャシ)」にて優勝しました。

Formula 4 国土交通大臣賞 コンストラクター日本一決定戦は2013年11月24日(日)富士スピードウェイにて開催され、東京工科グループ中野校エンジンメンテナンス科の学生チームが、Aクラス(アルミシャシ)部門で2位に6秒差をつけ優勝しました。

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表彰台に立ったのはドライバーの相馬智宏氏(ボークス株式会社)で、相馬氏は本校の自動車整備科12期の卒業生です。母校の優勝に満面の笑みを浮かべていました。

10月13日のもてぎサーキットで行なわれた今期初のレースでは、ECU(エンジンを制御するコンピュータ)の故障で満足にサーキットを走ることができず、そこから、今回のレースに向けた戦いが始まりました。学生は、毎日の授業以外に、遠征費調達のためアルバイトも抱えているため、夜遅くまでの作業は出来ません。朝早くから登校して授業開始前の2時間が彼らに与えられた時間でした。作業は富士に乗り込んだ夜まで続き、クラッチの不具合の調整や、アライメントの調整など、夜を徹しての作業となりました。学生たちが自ら学び自らの力で栄光をつかむためには、教員はただ「見守ることが仕事」と、指導した4名のスタッフは語る。

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決勝スタートのグリッドは16番。応援に集まった多くのOBに送られグリッドにつきました。OBは、日本のレース業界の一線で活躍している者ばかりで、その数はおよそ40人。母校の優勝を信じて駆けつけてくれました。また、昨晩徹夜で作業を行うために、テントや発電機、照明や暖房器具など、環境整備用の資材を提供してくれ、温かなOBの気持ちに応えるべく、学生たちも全力で車両の整備を行いました。こうしたOBとの繋がりは45年間の歴史で育まれたもので、固い絆となって守られています。当日も「お世話になった先生に」と大きな花束も贈られるなど、感動的な場面を見ることができました。

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いよいよスタート。
グリットには張りつめた空気が流れます。

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レース中の様子は、別途公開させていただきます。

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戦いを終え、記念撮影を!

指導スタッフ:片倉 朗・橋本 秀哉・池田 和広
ドライバー:相馬 智宏
学生メカニック:入子 和生・木崎 成昭・黒田 豊・新藤 遼介・高須 俊秀・藤田 凱成・村中 浩樹・安本 翔
指導スタッフは全て卒業生、学生もエンジンメンテナンス科の2年生で、純正東京工科チームでの参戦でした。
皆さん、お疲れ様でした。

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東京工科グループは1級自動車エンジニア科の前身となる自動車科の時代より、モノづくりの教育を行い、自動車メーカー・自動車部品メーカーに多くの学生を送り込んでいます。また、日本で唯一の学科であるエンジンメンテナンス科では、様々なエンジンの整備やチューンナップの技術教育を行い、Formula、GTなどのレースチームにメカニックとして多くの人材を輩出してきました。また、各科で行われているセミナーの授業では、チームマネージメントの基本となるPDCAの体得やコミュニケーション力の向上もテーマとしています。今回のレースも、エンジンメンテナンス科のセミナー授業の一環として参加しました。

参戦初年度での今回の快挙は、今までのこうした技術教育の確かさを改めて確認するものとなっただけでなく、今回のレースに携わった多くの学生に大きな自信と夢を与えたと信じています。今後も、実践としてのレース経験を重ね、より高い目標に向かって前進していきたいと思います。

■Formula4 とは?
F4のカテゴリーは日本独自の規格で、FJ1600とF3の間を埋めるカテゴリーとして1993年に創設されました。
使われる車体は、今でこそカーボン製のモノコックボディ(応力外皮構造)が主流となり、大きなチームではそちらが使われていますが、我々の様な中小チームでは、アルミシャシを使用しているチームも多く、それぞれのクラスに分かれ優勝を競い合います。
また、エンジンも直列4気筒2000CC以下と規定され、ボディ・エンジン共に購入価格に上限が設けられているのも特長です。
F4は、エンジンチューンやレーシングカーの車体メーカー(レーシングカーコンストラクター)、サーキット等の代表者で構成される「日本F4協会」が運営している。