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当校の卒業生が「NISSAN MASTERS Grand Prix2025」でチーム総合準優勝&個人銀賞!
2025.11.11
東京工科自動車大学校 中野校 自動車整備科の卒業生で、現在は日産東京販売株式会社のテクニカルスタッフとしてご活躍されている梁井浩一(やない こういち)さんが、2024年10月に全国9地区で開催された「全国日産ブロックサービス技術大会」の結果をもとに選抜され※、「NISSAN MASTERS Grand Prix 2025」(日産サービス技術大会)に出場。見事、チームで総合準優勝、個人で銀賞という素晴らしい成績を収められました。
※この大会の詳細については、以前のニュースリリース(こちら)をご覧ください
▶大会について
本大会は1966年より日産グループが総力をあげて取り組まれてきた競技会で、今大会で60年目を迎えます。「最高の技術をお客さまの笑顔のために!」というスローガンのもと、全国の日産販売会社のテクニカルアドバイザー(TA)整備受付職とテクニカルスタッフ(TS)整備職が、更なる技術力、応対力の向上を目指し競います。
梁井さんは今大会にテクニカルアドバイザー(TA)として出場し、学科競技50分+応対競技15分という限られた時間の中で、お客様の要望を的確にくみ取り、最適な整備提案をおこなう力を発揮しました。
さらに、梁井さんは2017年に同大会へテクニカルスタッフ(TS)として出場。個人優勝を果たしており、整備・接客の両分野で全国トップクラスの実績を誇ります。
▶"お客様との対話力"が鍵 進化する整備士の役割
梁井さんが感じる仕事のやりがいは、「お客様との会話の中からクルマの不具合の原因を探ること」。
近年では、整備士自身が点検受付や見積り、会計などもおこなうなど、整備士の業務の幅は広がっています。
東京工科自動車大学校の授業に以前ご登壇いただいた際には、学生たちに向けて「これからの整備士は接客も重要。その部分のレベルを上げることができれば活躍の場をもっと広げることができる」とお話しされたそうですが、今回まさに、"接客もできる整備士"としての実力を証明する形となりました。今回の受賞結果は、後輩たちへ勇気と希望を与えてくれることでしょう。
▶学生時代の努力と今につながる学び
梁井さんは2004年3月に東京工科自動車大学校 中野校を卒業。在学中は皆勤賞を受賞し、その際に贈られた工具を今でも使用しているとのこと。
学園祭のミニ四駆大会では、仲間と本気で競い合うなど、学生時代から"クルマ愛"にあふれた毎日を送っていました。
現在は、かつて臨時講師として指導した学生(現在の後輩社員)と同じ店舗で働き、背中で教える立場にもなっています。
同じ東京工科自動車大学校 中野校の卒業生で、現在同じ店舗で働いている、山本さん(左)と梁井さん(右)
▶後輩・高校生へのメッセージ
「自動車整備業界には"未来しかない"と思っています。クルマが進化するほど、整備士の仕事の幅も広がり、活躍できるフィールドも大きくなります。努力すればするほど上を目指せる業界。自動車整備士はこれからも必要となる職業です。今は待遇もどんどん良くなっています。ぜひ誇りを持ってこの業界を目指してください。」
卒業生が、大きな舞台で活躍することは、当校にとって素晴らしい財産であり、今後も進化をし続ける自動車業界のトップリーダーとして、業界を牽引していく人材を育成していきたいと考えます。
教職員一同、梁井さんのさらなるご活躍を心より応援しております。
【プロフィール】
・氏名:梁井 浩一(やない こういち)
・卒業:東京工科自動車大学校 中野校 自動車整備科(2004年3月卒)
・経歴:
2004年4月 東京日産モーター株式会社入社。日産プリンス西東京販売株式会社にて整備士としての経験を積み、現在は日産東京販売株式会社にて、テクニカルスタッフとして、お客様対応から整備業務まで幅広い分野で活躍中。
・受賞歴:
2017年 全国日産サービス技術大会2017 個人 優勝 *テクニカルスタッフ(TS)で出場
2024年 全国日産ブロックサービス技術大会2024 首都圏ブロック チーム 準優勝 *テクニカルアドバイザー(TA)で出場
2025年 NISSAN MASTERS Grand Prix2025 チーム 総合準優勝 / 個人 銀賞 *テクニカルアドバイザー(TA)で出場



















