2024.11.27

　東京テクニカルカレッジの「IoT＋AI科」と、姉妹校である東京工科自動車大学校世田谷校「1級自動車エンジニア科」とのコラボレーション授業が11月15日（金）におこなわれました。
　この授業では、インターネット技術（IoT）の基礎とその活用方法がテーマとなりました。近年、インターネットはパソコンやスマートフォンなどのIT機器を越え、冷蔵庫や住宅、さらには自動車などの「モノ」と接続されるようになっています。IoT（モノのインターネット）技術の進展により、自動車業界をはじめ、様々な分野で新たな技術の活用が広がっています。
授業の内容は、IoT＋AI科の学生が作成した作品を基に、IoTの仕組みやものづくりの魅力を学びながら、プログラミングの基礎（四則演算、変数、数値比較など）を学ぶものでした。また、実際の自動車の開発現場で役立つプログラミングのコツについてもアドバイスがあり、学科の人材目標である将来自動車エンジニアとして活躍を目指す1級自動車エンジニア科の学生たちにとって貴重な機会となりました。
　これからますます高度化するモビリティーのDXに対応する技術者には、業界を超えた協働できる知識やセンスが求められており、このコラボレーション授業は、総合学園である小山学園ならではの学校の垣根を超えた特徴ある授業の第一歩となりました。今後も、学生たちに新たな視点を提供する姉妹校間の連携授業を活発に実施する予定です。

東京テクニカルカレッジ内の教室でPythonを教えるIoT+AI科の藤原科長

授業に集中する1級自動車エンジニア科の学生たち